2012年1月アーカイブ


年間に何千棟も建てるような大手のハウスメーカーなら、監理もしっかりしていて安心でしょうか。


・・・いいえ。


相談機関に寄せられる欠陥事例には大手企業のケースもたくさんあります。


大手だからといって安心できないのが、工業製品と違って手づくりの要素が多い家づくりの特徴なのです。


「注文住宅の大手」とか「プレハブ大手」などという言葉には決して惑わされなようにしたいものです。


ハウスメーカーに工事の体制を聞くと、どこも「監理は自社でするが工事は協力工務店に任せている」という答えが返ってきます。


ハウスメーカーの営業範囲は広いですから、各地の営業所ごとに地元の工務店を下請けとして確保しています。


そこからさらに各種の工事業者に仕事が流れていきます。


外壁塗装や増改築工事を頼むなら、信頼できる業者に頼みましょう。


現在の建築基準法や自治体条例をしっかり満たす住宅であれば、公庫の技術基準からはみ出していても十分に頑丈で優秀な住宅があり・・・


むしろ公庫融資対象物件の中にも、あちこちの部材や機材の品質を落としたものがなくもないということです。


なお、公庫融資が受けられる物件には"公庫融資付き"と"公庫融資利用可"の大きく2種類があります。


公庫融資付きは、申込み者に資格があれば融資が受けられることがあらかじめ決まっている物件・・・


公庫融資利用可のほうは公庫の基準を満たすかどうかの審査を経て融資の可否を決めるものです。


前者は公庫があらかじめいろいろな角度からチェックを入れているので、手抜き物件や業者間で転売された物件が混じることはありません。


その意味で安全度が高いといえるでしょう。


一方後者は、設計や構造、材料などが貧弱で融資対象にしてもらえない物件などに比べれば安全度が高いとはいえるものの、とりたてて優秀とは限らないのです。


せっかく外壁塗装がされたキレイな家を買うのなら、こうした情報は知っておきたいですね。