美容学校の実態調査 その2

根拠は、卒業後に担当教員に離職・転職の相談をしてくる卒業生が増えてきていることだとのこと。

彼らの主な離職・転職理由として、「人間関係」(37%)、「イメージとのギャップ」(30%)を挙げて相談に来ているという。
理由は他に「仕事がつらい(13%)」「条件面(7%)」も散見されるとのことです。

コミュニケーションの悩みを原因とする早期離職者の増加傾向があるようです。

ある美容学校は、就職活動に際して「電話のかけ方や話し方で落とされる子も少なくない」とコメントをしたそうです。

美容学生の就職活動には、はっきりとしたステップが見られる。
メディアや業界で著名な人気美容サロンへの就職を、多くの学生が目指しているそうです。

求人情報項目の中で、何が学生に重要視されるかを調査したところ、最も多かった回答は「場所」(50校中18校)でした。

「場所」とは、青山・表参道・原宿といった美容サロンのステータスシンボルとしてブランド化された場所を指しているようです。

「こういった人気美容サロンへの応募結果が明らかになってから、地に足のついた就職活動が始まる」という認識は、ほとんどの美容学校において共通しているそうです。

そこであらためて着目する求人情報項目が、「店舗の性格(オーナーの考え方、雰囲気、顧客層)」(50校中12校)、「労働条件(勤務時間、給与)」(50校中12校)となっている。

およそ90%の美容サロンが従業員9名以下の中小・零細事業者であり、就職説明会などが行われることも人気美容サロン以外にはまずないそうです。

したがって学生の職場理解に必要な生きた情報が乏しいのが現状である、とクオキャリアは分析しています。

「求人票の添付資料として、サロン内やスタッフを紹介する動画が収録されたCD-ROMを提出してくる美容サロンもあり、そういった求人はとても人気がある」とコメントした美容学校があったそうです。

美容学校ではミスマッチを減らすため、応募前に多くの求人サロンを見学するよう指導しているそうですが、50校中58%の美容学校が「学生の見学件数は1~3件程度」と回答しており、見学はあまり多くないようです。

面白い調査結果ですね。
美容学校の課題がよく分かります。
クオキャリアさんには、今後もこのような調査を期待したいです。

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